曲の再生に同期して歌詞を表示させることができます。いわゆるカラオケタグは読み込めますが、対応していません。
※歌の歌詞は著作権法で保護されています。権利者の許可なく歌詞を配布する等の行為は法律で禁じられているので注意してください。(→使用許諾・著作権)
JASRAC管理曲の歌詞については、テキストデータがうたまっぷや歌ネットで手に入るものもあります。
歌詞の作成方法を簡単に説明します。
細かい仕様については歌詞の入力形式 (1.0〜)を参照してください。
入力し終わったら、行頭に[mm:ss]または[mm:ss:ff]の形式(ffは1/100秒)で時間を入力します(例:[00:01:95]、タイムタグと呼びます)。ここで指定した再生時間になるとその行が中心にスクロールされるわけです(当然、再生時にタイムタグは表示さません)。
※タイムタグは必ずしも手入力する必要はありません。タグ記録モードを使うを参照してください。
用意した歌詞は適切な名前を付けないとLiltが認識できません。歌詞に対応する曲のファイル名が「曲名」や「曲名.拡張子」の場合、歌詞ファイル名は「曲名」又は「曲名.txt」にしてください。もし、曲がタイトル情報を持っている場合(例えばMP3で、ID3タグを付けた場合)は歌詞ファイル名は「曲のタイトル」又は「曲のタイトル.txt」でも大丈夫です。
名前を変更したら、曲と同じディレクトリか、予め作成した歌詞フォルダに歌詞ファイルを置きます。
これで歌詞の準備は終わりです。曲を再生すれば歌詞ウインドウに歌詞が表示されます。歌詞ウインドウに歌詞をドロップすることにより強制的に表示することもできます。
歌詞をドロップする時にoptionキーを押していると、歌詞フォルダに歌詞のエイリアスを曲ファイルと同じ名前で作成できます。
※1 既に同名のファイルが存在した場合は作成できません。
※2 曲と同じディレクトリに歌詞が存在した場合はそちらを優先して表示します。歌詞ファイル検索時の優先順位を参照してください。
タイムタグをの入力を半自動で行うことができます。以下の手順でタグ記録モードに切り替え、歌詞を編集する準備をします。
タグ記録モードを選択する。
この状態で、歌詞ウインドウの右側にタイムタグが表示されるようになります。
※1 表示している歌詞は曲が停止すると自動的に閉じますが、閉じる際に歌詞の保存確認はされません(変更点は破棄されます)。歌詞編集中は曲が終わっても次の曲に自動的に移ることはありませんが、プレイヤーウインドウの操作は抑制されないので、停止ボタン等を押さないように注意してください。
※2 フルスクリーン時にもタグの記録は可能ですが、文字の大きさは歌詞の中のタイムタグ付きの行から自動で決められるので、歌詞が画面からはみ出てしまうことがあるので勧められません。
タイムタグが付いていない行には-
が表示されます。歌詞ウインドウが前面にある時に以下のキーを押すとタグの記録ができます。記録されるタグは常に[mm:ss:ff]の形式です。
※page up/downにより少し曲を戻したり進めたりできます。プレイヤーウインドウで使用可能なキーについてはプレイヤーのキー操作を参照してください。
タグを付け終わったら、必要に応じてタグ記録モードを解除して記録したタグを試してみます。この時に1曲リピート
の状態にしておくと曲の再生が終わった時に歌詞が閉じられてしまうことがなくなります。
最後に歌詞を保存します。タグ記録モードでないと歌詞の保存・新規保存はできません。
※カラオケタグの付いた歌詞を保存しなおすと行の途中に入っているタグは削除され、普通のタイムタグ付き歌詞になります。
名前を正しく付けていても歌詞ファイルが間違って認識される場合の参考にしてください。
Songs:
に入っている、曲name.ext
(タイトルがtitle
)に対する歌詞ファイルは次の順番で検索されます。(Lyricsフォルダは:Lyrics:
とします。)
拡張子は4バイトまでの英数字とします。但し拡張子と見なすことで名前の部分がなくなるものは拡張子としません。
以下に例を挙げます。強調部分が拡張子と判断される部分です。