LiltはLyricsという名前のフォルダに曲の歌詞ファイル(テキストファイル)を入れることで、再生に同期して歌詞を表示することができます。既に歌詞データがある場合は、Lyrics
という名前のフォルダをLiltと同じ場所に作成し、そこに入れてください。
別の場所に歌詞を入れるフォルダを作成し、そのフォルダのエイリアスをLyrics
という名前で作成しておくと、バージョンアップ等でファイルを入れ換える際に誤って歌詞フォルダを削除してしまう事故を防げます。
歌詞は曲と同じフォルダからも検索されるので、Lyricsフォルダを作らなくても歌詞の表示は可能です。
※巨大な(曲数の多い)リストを使用する場合は予めLiltへのメモリの割り当て量を増やしておいてください。
編集メニューの環境設定...
からLiltの動作をカスタマイズできます。
設定ウインドウは左右2つに分かれていて、右側のリストから項目を選ぶと右側に設定内容が表示されるようになっています。変更を適用するには設定
ボタンを押すか、ファイルメニューから適用
を選択します。
通常で音が途切れる場合は改善されるかもしれません。逆にこの設定にするとディスクアクセス等によって音飛び場合もあります (^^;
ASCII優先で問題ないはずです。それでも変更したい場合は、optionキーを押しながらクリックすることで設定を変更するためのメニューを表示できます。
上の方法で曲情報が見つからなかったときにQuickTimeを使って調べます。チェックすると取得に少し時間が掛かるようになりますが、あまり効果は期待できません。
QuickTime 5以降がインストールされている場合、ID3v2タグを認識できるようになります。
※プレイヤー側の曲名表示には設定に関係なくQuickTimeも併用されます。
更新を選ぶまで曲名等の表示内容は変わりません。
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設定すれば歌詞領域の文字のジャギー(ぎざぎざ)を目立たなくできます。特にルビに使われる小さめの文字に対して有効です。通常時とフルスクリーンモードの時で個別に設定できます。
| なし | 単精度 | 倍精度 |
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倍精度を選択すると単精度に比べてより滑らかに文字が表示されますが、単精度に比べ少し長めに時間が掛かります。必要なメモリ容量はほとんど変わりません。
※歌詞の描画は曲の再生開始時に歌詞表示と並行して行われます。処理速度がそれ程速くない機種でもアンチエイリアス処理で歌詞の表示が遅れることはありません。
歌詞ウインドウのそれぞれの領域の色をカラーピッカーで設定します。情報
は状態表示・ヘッダ・フッタ全ての領域を指します。
※ラベルや白い背景の部分からFinderへドラッグ&ドロップすることで色の設定をクリッピングに保存できます。
設定ボタンを押すまで適用されません。
・の部分をクリックしてフォントを指定します。下部にはフォントのプレビューが表示されます。