PuTTY は Windows 向けの無料の SSH, Telnet, Rlogin, SUPDUP クライアントです。
もし SSH, Telnet, Rlogin, SUPDUP が何か知っているなら、次のセクションに進んで問題ありません。
SSH, Telnet, Rlogin, SUPDUP とは同じことをするための 4 つの方法のことです: それはマルチユーザコンピュータに別のコンピュータからネットワークを通じてログインすることです。
マルチユーザ OS、典型的には Unix 系 OS (Linux や macOS、BSD の類) は、通常コマンドラインインターフェイスをユーザに提供します。それは Windows の“コマンドプロンプト”や “MS-DOS プロンプト”と同じです。システムがプロンプトを表示し、あなたがコマンドを入力するとシステムがそれに従います。
この類のインターフェイスを使うと、コマンドを実行するマシンの前に座っている必要がありません。コマンドとその返答 (レスポンス) はネットワークを通じて送受信できるので、一つのコンピュータの前で他の、複数のコンピュータにさえもコマンドを送れます。
SSH, Telnet, Rlogin, SUPDUP は、それを可能とするネットワークプロトコルです。コンピュータの前でクライアントを実行します。すると他のコンピュータ(サーバ) にネットワーク接続 (コネクション) が確立されます。接続を通じてキー入力やコマンドがクライアントからサーバに運ばれ、サーバからのレスポンスがあなたに戻ってきます。
これらのプロトコルは他のキーボードベースの対話型セッションにも使えます。特に、Telnet をサポートする BBS, トーカーシステム, MUD (マルチユーザダンジョン) です。いくつかは SSH をサポートするものもあります。
SSH, Telnet, Rlogin, SUPDUP を使えるのは:
SSH, Telnet, Rlogin, SUPDUP が多分使えないのは:
以下がSSH, Telnet, Rlogin, SUPDUP の違いの一部です。
インターネットとは悪意のある環境であり、セキュリティの確保は各人の責務です。もし無防備なインターネットを通じて接続するのであれば、SSH の利用を推奨します。もしサーバが SSH に対応していないならば、サーバ管理者が SSH をインストールするよう説得するほうがよいかもしれません。
もしクライアントとサーバが同じ (優れた) ファイアウォールの内側にあるならば、Telnet, Rlogin, SUPDUP を使っても安全な可能性が高いです。しかしそれでも、SSH の利用を推奨します。
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